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エクスパンシス

Thursday, October 9, 2014

Xperia Z UltraにはSmartWatch 2 / Xperia Z Ultra Requires SmartWatch 2

Xperia Z UltraにはSmartWatch 2が必要である


という風に思っているのは自分だけだろうか。というのも、仕事してる時はまだしも、移動中などにメールが来たり電話が掛かってきたりした際に、いちいちポケットからSONY Xperia Z Ultraを出すのは少々面倒なのだ…。デカイだけに。しかし、このSONY SmartWatch 2があれば、メールや電話の着信は電話で確認できるし、Bluetoothのハンズフリーハンズフリーのイヤフォンがあればスマホ本体を出すこと無く通話が可能。

その他にもSMSやGoogle Hangoutsの通知や、LINEやFacebook、TwitterといったSNS系アプリの通知はもちろん、Walkmanアプリのコントロールや天気予報など便利なアプリがたくさん出ており、もちろん単体の時計として使用する際には、時計の盤面である"Watch Face"をその日の気分によって変えられるという機能もあったりする。

ということで、物欲に従い、SONY Xperia Z Ultraに続いて勢いでSONY SmartWatch 2 Silver Metalを購入することに。SONYからはSmartWatch 3の発売を間近に控えているようだが、予想市場価格も25,000円と高いようだし、何よりSmart Watchの市場全体がまだ発展段階であるため、現行モデルでも十分と踏んだ。また、シルバーのメタルバンドモデルが欲しかったのだが、これは現行機種であるSW2にしかなかったのも大きな理由の一つ。シリコンバンドでは夏に困るだろうし、何と言っても物欲が刺激されない。調達先はZ Ultraに引続きExpansys。シルバーのメタルバンドモデルは既に生産中止なのでExpansysで購入できるのも在庫限りiconだろう。

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開封



Expansysに発注後、いつもどおりの2日後に到着。関東近郊では翌日の夕方には届いたという例もあるから、国内の下手な通販よりも数倍早い。早速開封してみると、ウェアラブル端末だが時計でもあるためか、パッケージにはこの手の他のSONY製品には無い高級感が漂っていて、開封時点ですでにワクワクする。同封されるものは少なく、充電用の短めのマイクロUSBケーブルと説明書らしきものが少しだけ入っているのみ。


初期セットアップ


普通に買った時計ならどんな高級品でもそんな事はしないし、そもそも曲面だから貼れないのかもしれないが、しかし、液晶ディスプレイのSONY SmartWatch 2の場合は、割れる可能性もありそうなので、この手の保護シートを貼っておいたほうが良い。ということで、予め購入しておいたTech Armor Smartwatch 2 保護フィルム 3枚入りを速攻で貼る。サイズも結構攻めており、3枚で1,000円以下とお買い得。


続いて充電だが、本体側面のマイクロUSB経由で行うのだが、このカバーが異常に開けづらい。フタ上部の僅かな隙間に爪を入れて下に引っ掻いて開くのだが、全くビクともせず。薄刃のカッターナイフの先を慎重に差し込んで開けたが、こうした事を何回かしているとゴムのシールがこなれてきたのか手でも開くように。何はともあれ充電は30分ほどで完了。

ちなみに本機はIPX7レベルの防水性能を備えているようだが、「2~3cmの水深に20秒浸けただけで壊れても保証対象外」との情報もある。このIPX7というのは「常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有することを意味します。(ドコモ防水スマホの取説より引用)」とのことだが、「静水」という条件なんて机上の空論だろうから、実際には「水厳禁」と思っているくらいが丁度良いかもしれない。特にこのマイクロUSB接続口が浸水に弱い場所のようなので、夏場の汗に気をつけるとか、バンドを洗う際はフタの部分にセロテープを貼るなど出来る限りの対処をするべき。

なお、バンドの調整は近所のホームセンターでやってもらい金額は324円。蛇足だが、24mm幅と少し幅広のバンドの為か否か一軒目のホームセンターでは何だかんだと言われて断られてしまった。しかし、2軒目のホームセンターでは何事も無く作業完了。自分の手首では4コマほど取ったのだが、あまりにピッタリすぎて夏場などは汗でジットリしそう…。


使用開始

当初、NFCで接続を試みたが完全に無反応。NFCマークはあるのに、Z UltraのグローバルモデルはNFCが機能しないのか…。なにはともあれBluetoothで接続。完了するとSmartWatch 2と接続したという通知がスマホに来るので、これをタップするとアプリのインストールを促される。
一番最初に入れるアプリがSmartWatch 2 SW2というアプリ。これはSmartWatch 2の管理全般を行う専用ユーティリティソフトのようなもので、つまりSmartWatch 2に最適化されたアプリのインストール/アンインストールや設定などは、ほぼ全てスマホ側で操作することになる。なので、SmartWatch 2を最初に接続する時は多くのアプリをダウンロードすることから、Wi-Fi環境下に居ることが望ましい。


これは室内で撮った写真だが、画面自体は思いのほか明るく視認性は良好。ただ、画面下のホームボタンや戻るなどまでバックライトがカバーしていないため、夜は全く見えないのが本機の設計上の最大の欠点。


Xperia Zシリーズ同様の高級感のある電源ボタン。しかし、高級感があるのは見た目だけで実際に押してみると柔らかく斜めで押される感じでカッチリ感はゼロ。細かいところだがこういうところをしっかりと設計して作り込むのがAppleだったりする。以前のSONYなら…とは言いたくないが、昔持っていた同社のプリメインアンプなど非常に安かったのに、美しいヘアライン仕上げでカッチリした剛性感を感じるセレクターボタンなど非常に上質な作りでエラく感心したものだが。


まとめ


ガジェットとして考えてみればSmartWatch 2単体で出来る事は限られているが、そもそもXperia Z Ultraとの連携を念頭に入れて買ったもので、メールやSMS、カレンダーやSNS関連など、Xperia Z Ultraをポケットから出すこと無く、こうした通知を即座に確認出来るという意味では最高の端末と言える。また、メールのテキストをやっと見られるくらいの小さなディスプレイだが、タッチの反応も悪くなく明るい屋外でも視認性は良好で必要十分といった印象。Watch Faceを自由に変えられることから時計として考えても面白い。また、装着して思ったのだが、これ以上画面が大きくなると見た目が悪く、装着性も悪化しそうなので、今のスマホのように段々大きくなるという方向には向かわないような気がする。

個人的に好きなのはWalkmanアプリをSmartWatch 2からコントロール出来るMusic Player Smart ExtensionXperia Z Ultraはポケットに入れたまま、Walkmanで音楽を聞きつつSmartWatch 2で曲を選び、電話が掛かってきてもSmartWatch 2で応答する、みたいなことが出来るなんて、世の中進んだものだ。

ということで、人生初のウェアラブル端末は使い倒す感じは全く無いが、生活の中にすーっと入り込んでくる、身近で無くてはならない存在になるような気がする。この世界の巨人であるアップルもApple Watchで参戦してきたことで、ウェアラブル端末市場全体が活気づき、新たなテクノロジーが開発されていけば、益々面白くなりそうだ。 


今回の支払い総額


SONY SmartWatch 2本体: 16,026円
送料: 2,600円 (単体ではなく他にスマホ2台分も含む)
関税: 1,000円(概算)
保護シート: 990円
購入先:Expansys
icon
合計: 20,616円









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